Concreate EXAMPLE 実例で詳しくみる

ここでは実際に行った開発プロジェクトの実例を元に、開発内容についてさらに詳しくご紹介させていただきます。

Example 小学校向け卒業アルバム制作工程の業務改善システム

クライアント 全国規模のアルバム印刷を事業とした会社様
ご相談内容 お客様の事業として行っている小学校向けアルバム制作について、業務の生産性に課題を感じている。
全体的にミスなく作業効率を高められる様に、現状の課題を解決するためのシステム要求を現場の声を聞き出しながらまとめ、顧客向けアプリと社内向け管理システムを開発したい。
まずは、MVP(Minimum Viable Product)として、サービス運営上で最優先したい機能であるアルバム個人ページの写真選択機能に絞って第一段階を完成させ、その後システムの利用価値を高める機能を段階に分けて開発して欲しい。
ご予算 第1段階開発300万円、第2段階開発300万円
(全体の開発予算は800万円程度)
開発システム 1. アルバム個人ページ写真選択アプリ
2. アルバム個人ページ写真選択管理システム
3. アルバム個人ページ写真販売アプリ
4. アルバム個人ページ写真販売管理システム

3 提案・見積

【2.要求聞き出し】により整理した情報を元に、ご要望の業務課題を解決するために最適なシステム内容や、お客様のご要望で重要な部分を分かりやすく図解にした資料、開発プロジェクトの大まかな作業工程計画など、ご予算に応じた具体的なご提案・お見積もりを提示させていただきます。
(※開発規模によりますが通常は1週間前後を目安にご用意いたします。)

今回のケースでは、お見積書に加えて次の3点の提案資料を提示させていただきました。 これらの資料では、今後の詳細要求開発やプロトタイプ開発、システム設計・開発、テストなどの開発プロジェクトの各段階を遂行し、よりスムーズに課題が解決できるシステム作りのための作業工程を整理しております。

資料1:要求聞き出し時の議事録兼ご提案書

一つ目の資料は要求聞き出しの内容をまとめた議事録兼提案書です。
ここでは、打ち合わせの際にお聞きした基本システム要求内容や開発プロジェクトの予算感、システムを運用する上での規模感に加え、リレイスからの確認事項や懸念点がまとめられております。
この資料が今後の開発プロジェクトの作業の根拠となります。

本ケースの場合は社内にIT事業推進部門がある企業様でしたが、責任者や現場関係者の方々はITシステム開発の専門家ではなかったため、ご相談前はシステム要求の整理に大変お困りだったそうです。
この資料で、自社の要求が的確に整理され、システム開発の観点から分析された課題が明記されていたので大変助かったとご評価いただいております。

リレイスからのお渡し資料1
議事録兼ご提案書

資料2:要求の重要な部分に対する図解資料

二つ目の資料は重要部分の図解資料です。
お客様のご要望の中で特に重要な部分に関して、提案・見積の必要に応じて分かりやすく図で表した図解資料を作成します。
今回のケースでは新システムへのイメージをより明確にするため、お客様にご用意いただいた手書きの画面イメージ資料を元に、開発するシステムの画面の流れや表示内容などを簡単に線と枠を使って表したワイヤフレームを作成し、要求聞き出しでまとめた各画面の説明を付け加えて整理しました。

リレイスからのお渡し資料2
画面遷移図

今回のようなスマートフォン用の画面遷移図以外にも、業務フローの流れを整理する図解や外部システムとの連携を整理したシステム構成図の図解等、提案・見積の精度を高めるために、案件に応じてこれまで様々な図解資料を作成してきました。
文章だけでは想像がつきにくい部分を図解資料により補足することで、求めるシステム要求が適切に伝わっているかがわかりやすいと、多くのお客様から評価していただいております。

資料3:開発プロジェクト概算計画書

三つ目の資料は開発プロジェクトの概算計画書です。
ここでは、開発プロジェクトを遂行する上でどの様な作業が予定されるかの概算を、開発予算を元に開発プロジェクト概算計画書としてまとめています。

この開発プロジェクト概算計画書は、開発プロジェクト概算計画書のそれぞれの段階ごとに想定工数から算定した費用が記載された見積書の根拠として提示させていただきました。
「正式契約」から始まり「キックオフ」、「詳細システム要求定義」、「プロトタイプ開発」、「システム開発」、「システムテスト」、「稼働前サポート」などの各段階についての作業概要と概算期間が記されています。

リレイスからのお渡し資料3
開発プロジェクト概算計画書

見積時に作成した基本システム要求を元に実際に開発プロジェクトに着手し、詳細システム要求定義やプロタイプ開発、システム開発を進めていくと、解決・調整する必要がある課題が発生します。
その際、これらの資料を共有し基本システム要求で設定した問題の解決を大枠のゴールとして据えることで、システムが果たすべき役割の結論がぶれることなく開発プロジェクトを進めることができるため、システム開発の細部の課題が生じた際にも、想定の範囲として開発プロジェクトの各段階で調整することができるのです。

システム開発は、単にプログラムを作成するだけでなく、予算と開発内容の整合性が保たれた開発プロジェクト遂行が重要です。
世の中のシステム開発が失敗に終わってしまう原因の多くは、初期段階での要求漏れによる工数の増大や要求分析の不十分さによる過度に複雑な作り込み、要求がこなれていない段階で不要な機能を場当たり的に開発することで起こる工数の増大・予算の枯渇など、初期段階での要求が不明確であることに起因しています。
そのためリレイスでは、システム要求を開発プロジェクトの一環として捉え工数をかけて取り組むことで、初期段階でシステム要求を明確にし、お客様との相互理解を深めるというプロセスを重視しています。

また、プロトタイプ開発段階で実運用を想定し、機能が曖昧な点を洗い出して解決することで、システム開発段階の手戻りのリスクを減らし、本当に必要なシステムを確実に完成させるための開発の流れを整えております。
開発プロジェクト遂行を行う上で発生する課題の解決・調整力及び問題を予め想定して責任を持って解決まで導くプロジェクト遂行能力が、日頃からITシステム開発の知見を更新して準備している、リレイスの強みです。

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